大地のつくりと歴史を学んだ6年ふるさと学習
10月12日(水)に6年生はふるさと学習に行きました。
午前中は、陽南小学校で立山黒部ジオパーク協会の講師の先生から上市町が海の中にあり、大きな力によって隆起したことや地層のでき方等の話を聞いたり、その証拠として上市町で見つかった貝の化石を見たりしました。また、いろいろな場所から採取した土をペットボトルに入れ、そこに水を流し込んで地層づくりをしました。座学の後、実際に火山のはたらきでできた地層(釈泉寺)や水のはたらきでできた地層(稲村)を見学しました。稲村の地層は、今年度初めて公開された地層です。全国的にも珍しいクラップが入っていて、秋田大学から調査が入った地層です。子供たちは興味津々で観察をしていました。
<立山黒部ジオパークの講師の方からのお話と地層づくり>
<上市町で採取された貝の化石>
<釈泉寺の地層見学>
<稲村の地層見学>
午後からは、上市町教育委員会生涯学習班の方を講師に迎え、上市町の歴史を学習しました。上市町では、旧石器時代~中世の出土品がたくさんあることや小さな古墳群があることを講師の方から説明され、とても驚いていました。その後、上市町で発掘された鎌倉時代の珍しい墓跡(黒川上山墓跡)を見学に行きました。この墓跡が壊れないように整地されていて、町にとっても国にとっても重要な場所であることを感じました。次に弓の里歴史文化館に行き、町の出土品の数々を見学しました。社会科の歴史の授業と結びつけながら考える1日となりました。
<黒川上山墓跡見学>
<弓の里歴史文化館見学>