3年 校外学習~昔にタイムスリップ?~
社会科の校外学習で、3年生が「富山市民俗民芸村」に行ってきました。
初めに見学した「民芸合掌館」では、囲炉裏にあたって話を聞きました。昔は囲炉裏を囲んで食事をしたり暖をとったりしたことや、合掌造りについて教えてもらいました。囲炉裏から出るすすが天井の木について虫食いを防いでいるという話に驚いていました。また、ケヤキで作った大黒柱をかかえて、その大きさを実感していました。
次に行った「売薬資料館」では、富山で有名な売薬について、昔はどんなふうに薬を売っていたのかを学芸員の方から説明してもらった後、展示物を見学して回りました。5段になった薬箱が展示してあるところでは、「すごく重そう」「運ぶのが大変そう」とつぶやいていました。
最後の「民俗資料館」では、初めに学芸員の方がクイズを出されました。三つの実物を提示され、「これは何でしょう」と問われ、子供たちは思い思いに答えていました。正解は「アイロン」で、昔はヒノシといい、江戸時代は炭火アイロンになり、その後、電気アイロンになったと言われ、子供たちは、実際の道具を興味深く見比べていました。また、一人一人、石臼に入れた米を、挽いて米粉にする体験もさせてもらいました。
普段見られない珍しい道具等を実際に見ることができ、子供たちは、たくさんメモをとっていました。学芸員さんからの質問にも進んで答え、楽しそうに活動していました。今日、知ったこと、学んだことを、家の人に話してあげ、社会の学習に生かしてほしいと思います。